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ロングセラーの菓子パン「ピープ」

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ロングセラーの菓子パン「ピープ」

市川の成城石井で、レトロなパッケージのかわいらしい小さいスポンジケーキが7個入ったプチケーキを見つけました。成城石井にしては安いし、かわいいしで早速買って帰ったところ美味しい。

イメージとしては、ヤマザキパンの人気の蒸しケーキをもっと洋菓子寄りのリッチな感じにしたような … 食べやすくて、ほのかな甘みが紅茶とかコーヒーに合います。少し油脂が強いため、まとめて3つぐらい食べると丁度良いぐらいですが、7個入ってても2〜3日あれば食べてしまいます。

Takaki Bakery (タカキベーカリー)

早速発売元である、Takaki Bakery (タカキベーカリー) のサイトでアクセスしてみると、タカキベーカリーって広島に本社を置く製パン会社なんですね。

ピープについて

「ピープ」について調べてみると、まず西日本限定の商品なんですね。通りで商品に歴史はあれど、関東在住者には縁のない菓子パンだったようです。さすが成城石井は買い付けて販売してるんですね。

ピープの誕生秘話

1960年代、アメリカでは「卵・砂糖・油脂」が多いリッチな生地の洋菓子がブームになっていたとか。1970年代に入り、タカキベーカリーの創業者高木俊介氏は、その情報を伝えケーキ職人にアメリカタイプのリッチなケーキを再現するよう指示をしたとか。

ケーキ職人は毎日、一生懸命ケーキを試作しましたが失敗ばかり。初めてのリッチな生地を扱うことに大変苦労したとか。「そうだ!うちのオリジナルのケーキをつくろう!アメリカの真似ではないタカキベーカリーのオリジナルケーキを。」と意気込み、当時タカキベーカリーでは、シフォンケーキやクリスマスケーキを製造、販売。

きめ細かくしっとりとした絹のような食感のケーキ。このノウハウを生かせば、リッチな生地の日本人好みのケーキがつくれると確信し試作を続けました。試行錯誤の結果、1973年岡山工場で誕生したリッチなケーキは、「ポニー」と命名され手軽なソフトスナックとして西日本エリアを中心に発売。

軽い食感と甘さは、子どもからお年寄りまで幅広く支持され発売半年後には、1日7,000個以上を製造するヒット商品となりました。その後、商標等の問題から品名を「ピープ」と変更し発売されました。品名は「ピープ」に変わっても、人気は変わることなく今に続いています。未だにわからないのは品名「ピープ」の由来。今も謎のままです…。

とのことです。ロングランの秘密は、多分変わらない味なんじゃないでしょうかね。スタンダードというか、食べたときに懐かしく優しい感じがしました。

<ピープについてはこちら>