記事タイトルの日本語訳は「おススメの東京カフェ、台湾の実家に帰省した気になれる場所」
今回伺った所は「家豆花(ジートーファ)」鶏肉飯や魯肉飯と豆花のセットメニューが有名なお店です。
店内に入るとそこは台湾の実家(行った事は無いが)の様な雰囲気で椅子の敷物、花布や網バッグ
等の販売されてる雑貨の数々から醸し出される「お母さん感」と「優しい味付けのご飯」が魅力的。

平日の昼間に伺った事もあって日本在住台湾人と思われ、台湾語で話しかけれ尚更に台湾の地元に
帰ったかのうよな錯覚を覚えた次第です。(※私は台湾人ではないが満更でもない。)

台湾の方がよく来られる片鱗を感じる辺りで期待が膨らみます。

今回注文したメニューは鶏肉飯セット。
蒸し鶏のタレはちゃんとキチンとご飯に染み込む丁度良い塩梅で、フライドオニオンっぽい
食感があり早速家で真似してみたいという気をカリッとした歯ごたえと共に粉砕された次第。
煮卵、沢庵、菜物が乗って味わいが偏らない様バランス取れていて見た目から伝わらない繊細な
気遣いを感じます。

画像右上の汁物の具は大根でしっかり火が通っていて、多分昆布出汁と思われます。

日本人的には薄く感じるかも知れませんが主役の鶏肉飯を引き立てるなら
ナイスな塩加減で、色んなおかずに合いそうなので、こちらは家でも真似してみたいですね。
ただし、成城石井等で売られている無添加で保存料不使用の出汁に限ると思います。

画像左上のデザートの豆花も期待通りフルっとした口当たりと黒蜜シロップの濃度も
丁度良い優しい甘さ。

緑豆は初挑戦でしたが、此方も程よい甘さとプツプツした歯応えで直ぐに食べ終えて
しまいそうな豆花の喫食ペースを調整してくれるナイスなトッピングです。

今回頂いた鶏肉飯セットは全体的にサッパリしていて多少疲れていても吸収
しやすく量も満腹手前感で真夏にピッタリのチョイスといった所です。
秋から春にかけて魯肉飯を食べてみるも良さそうですね。

会計時にお店のお母さんとお店を知る切っ掛けについての雑談中に停電が発生。
どうやら原因は電気設備の不調で、後日電気屋さんに依頼する結論に至るまで

お店のお父が試行錯誤され、私も流れで原因調査の議論に参加するというアットホームな(？)
イベントに遭遇。

お母さん曰く「台湾のお店はだいたいこんなノリ」との事で、実は過去にもインスタグラム
にて似た理由で店休日を告知さたとの事でした。
日本語生活環境で台湾の日常を味わう貴重な経験を得る事が出来ましたね。

お店のテイストとしては台湾南部「台南」との事で、いつも通っている
新小岩の「赤丸」さんに通ずる親近感があるのも納得。

今回「家豆花」さんへ寄り道した経緯は、数年前に台湾へ旅行行った以降定期的に訪れる
「臺灣羅斯(台湾ロス)」による心の乾きを鎮めるべく7月某日「CASIO秋葉原サービスステーション」で
用事を済ませ、ここぞとばかりにJR総武線浅草橋駅方面に向かい千代田区和泉公園前の通りから
福井町通りを経由し・革素材専門店・衣類用アクセサリーパーツ店・素敵空間なお花屋さん”等の
街並みを眺めオフィスビルに囲まれ秋葉原の喧騒から離れてた場所の「家豆花」に伺いました。

台北へ旅行で訪れた後「もっと地方のリアルな生活感を体験したかった」という後悔に似た想いも
少々解消され、停電による「台湾家庭のノリ」を味わう稀な出来事を図らずとも経験した次第。

そして私はまた現実に戻る事になるのですが、日本在住の台湾から来られた方達も
きっと同じ郷愁を抱いて「家豆花」に足を運んでいるのかなと
思うとほっこりして用は無くともまた寄り道したいですね。

「実は秋葉原はメインストリートから離れた場所の方が、良い感じの拘りの店」が有るの
ですが、貴方もその一つの「家豆花」へ足を運んでyorimiteaしてみましょう！