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東京のスタバが学生の勉強する第3の場所となっている理由

メモ

東京のスタバが学生の勉強する第3の場所となっている理由

今回は都内のスタバが、世界のスタバとちょっと違う側面を持っていることについてご紹介します。以下のツイートが指摘するように、そう言えば都内のスタバを通ると、よく学生が勉強しているのを目にします。

しかし世界のスタバでは、東京ほど学生で混んでないと言います。つまり日本 (東京) のスタバは、学生たちにおいて珈琲ブレイクをする以外に、学校、自宅以外で勉強する第3の場所 (サードプレース) としての普遍的な価値が共有されているのではないでしょうか?

東京のスタバでちょっと思うこと。どの国にいても毎朝コーヒーを買いに行くのが日課なのですが、東京のスタバの混み具合と特に勉強してる方の割合の多さにはちょっとびっくりします。アメリカやイギリス、シンガポールの学生が多い都市でももちろん一定いますが、東京ほどではない気がします。

東京にいる人が勉強熱心なのかもですが、どちらかというと、東京の住環境の悪さのせいではないかという仮説です。ワンルームでも諸外国よち部屋が狭いので、勉強場所を確保するのが難しい。建築基準法の影響で、だいたい天井も低いので息が詰まる。

東京でスタバが普及する一因は、通常住宅で満たされるべき機能を補完しているからなのでは、、と思いました。

東京のスターバックスが特に混雑している理由

東京のスターバックスが特に混雑している理由はいくつか考えられます。まず、東京は人口密度が高い都市であり、スターバックスの店舗も多く存在します。そのため、自然と人の集まりやすい場所となっています。

また、日本におけるスターバックスの位置付けも影響しているかもしれません。日本では、スターバックスは単なるコーヒーショップというよりも、一種の「サードプレース」と見なされています。サードプレースとは、自宅や職場 (一番目と二番目の場所) 以外の第三の場所を指し、人々がリラックスしたり、作業をしたり、友人と会ったりするのに適した場所を指します。

さらに、日本の学生には勉強熱心な文化が根付いており、スターバックスは Wi-Fi や電源を提供しており、長時間滞在しやすい環境が整っています。そのような傾向で学生の間で普遍的な価値観として、スタバ = 勉強する場所という価値観が根付いてしまったのかもしれません。

また、日本の学生や社会人は、公共の場で勉強や仕事をすることに対する抵抗感が少ない文化があります。これは、日本人のコミュニティ志向の強さや、周囲に人がいる状況で集中力を保つ能力に関連しているかもしれません。これらの理由から、東京のスターバックスでは学生や勉強している人々が多く見られるのかもしれません。

スタバが都市部の狭い住宅環境や音響環境の問題を補っている

日本の特に大都市部では、確かに住宅環境は狭小であり、特に一人暮らしのワンルームでは、自宅で快適に学習や仕事をするのが難しい場合が多いでしょう。

また、日本の住宅は欧米と比較して音響環境が劣ることが指摘されています。これは建築基準が音響に対して緩いこと、また建材自体が音を吸収しにくいものが多いためです。そのため、自宅での学習や仕事が難しくなり、外で静かな環境を求める人が増えるという現象も考えられます。

また、店内は比較的静かで集中できる環境が提供されているため、自宅での学習環境に不満を持つ人々にとって魅力的な場所となっているのかもしれません。スターバックスが提供する空間が、都市部の狭い住宅環境や音響環境の問題を補っていると考えることができます。